平成ベビーの会社員。

「会社でうまく笑えない。」「会社対策会議」「戦略的・異性愛幸福論」など、ブログ内連載中。

他のブログ 「無能の就活。」

2013年3月24日日曜日

コミュ障でも何とかトークライブできました。


出版甲子園さん企画で、霜田明寛さんと一緒に開催したトークライブですが、無事に終了しました。



40名ほどのご来場をいただけました。


とても嬉しかったのは既に拙作を持っている方がたくさんいらっしゃったことです。
(20人くらい?)








(←本当は素顔でやっていました)













霜田さんのデビュー作「パンチラ見せれば通るわよっ」も購入して、サインまでいただきました。

霜田さんも出版甲子園で準グランプリを取って就活本でデビューしていらっしゃるので、不思議な縁を感じますね。








来場されている方には就活生が多かったのでノウハウ系の話もけっこうしたのですが、霜田さんとも同意したところで、意見が一致することが多かったです。


就活本のノウハウって抽象的な自己啓発とかも溢れていたりするんですが、霜田さんの理論は具体的でとても飲み込みやすいものでした。ここも僕が大切にしたい部分と同じです。




霜田さんのお話で印象に残っているのは「僕は何者かになりたい」「就活は【自分なくし】の側面もある」ということです。

僕も「何者かになりたい」タイプの人間です。


3月29日発売の『就活あるある』でも書いた部分なのですが、就活って夢を忘れることに近いんですよね。
最初からサラリーマンとかOLになりたいと思っている人なんかかなり少なくて、昔はみんな夢があったはずなんです。

でもそれをいつの間にか忘れるか、諦めるか、自分が臨むあり方みたいなものを見失ってしまうわけです。


会社員になることがつまらないことだったり、しょうもないことだと言いたいわけでは全くなくて、いつの間にか夢を忘れるのはとても怖いことです。



会社員は労働のなかに自己実現ややりがいを見出そうとします。


しかし会社員は基本的に定額の給料で働いていて、座っていればお金がもらえます。

これが日本の会社です。



僕はみんなが自己実現ややりがいを会社での労働に見出そうとするのは、そうしないと続けていられないから、だと思っています。



本当は「労働する→たいかとしてお金を貰う」だけのシンプルな構造なのですが、それだけでは人は仕事に向き合えないんです。


でも怖いのは、それを利用する会社もあるってことです。
ナビサイトなんか見てみたら、やたらとやりがいを前面に押し出してくる会社がありますね。


そうやって自己犠牲の精神を育ませないと業務がまわっていかない会社があるんです(もちろん全部ではないですよ!)。
サービス残業させる会社ってめちゃ多いですから。



今回のトークライブは終盤に差し掛かってから出た話題ですが、その辺りが重要だったと思います。


これから就活本をもっと書いていきたいと思います。

会社員に向けた本も、書いていきたいです。





人生を歩むとか日々を過ごすじゃなくて、ただ漫然と日常を辛いと嘆くんじゃなくて、

最近忘れかけていた「人生を作っている」という感覚を取り戻すことができた夜でした。





ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。



実はこの前に個人的にセミナーというか相談会を開催したのですが、6人も来てくださいました。
みんな就活がんばってね。応援しています。






安らかに。




2013年3月16日土曜日

1年目を終えようとする平成ベビー。


いまは3月15日だ。年度末の月を、折り返した。


1年目なんてそんなもんだ。


と、社会人の先輩がいう。

ハッキリ言って、期待もされていない。こなしている業務もしょぼい。

僕の個人的な体験ではなくて、1年目なんてそんなもんだ。


文系は特にそうだけど、およそ専門的とはいえない、仕事に直結しないことをやってきた学生が、
お金を稼ぐ人間になろうとしている。
実際に小額を稼いだ人もいるかもしれない。


褒められることもあると思う。
でもそれは1年目だから、褒められているだけだ。



辛い、と言いそうになっているかもしれない。
実際に言っているかもしれない。


1年目なんてそんなもんだ。

と、社会人の先輩が言う。


でも、辛さは、絶対的じゃない。

それぞれ、人によって許容量は違う。


きっと周囲からやんややんやと言われていると思う。叱咤されているだろう。


そんななかで、1年目をやりきろうという人は、とても偉いと思う。
とても頑張ったんだと思う。


過ぎ去った日々を、みんな忘れていく。

みんな1年目だった。でも過ぎ去ったその期間に感じていたことを覚えている人は少ない。
少なくて、それを踏まえて1年目の人に気を配る人は少ない。


1年目、よくがんばったと思う。

本当にすごいと思う。


別の道を進む人も大勢いるなかで、よく耐えていると思う。
(別の道に進んだ人を逃げたと安易に言う人はクソッタレだ)


お疲れ様です。

とても、尊敬します。

ずっと今思っていることを大事にしてください。

忘れないでいることは、次に1年目になる人のことを考えてあげられると思うのです。







安らかに。








(このブログは明記されていない限り、僕の個人的体験とは一切の関係がありません)













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